演歌・民謡の世界
藤間良輔先生お稽古思い出
「お座敷小唄」が流行した頃。藤間流家元派の大事なお立場におられた師でしたが、すでに演歌や民謡を稽古に取り入れておられました。「テレビができて世の中は変わった。みんな毎日演技をみてる。何を表現してるのか伝えな
あかん。売れてる流行歌は三分の大曲や。歌に負けんように踊れなあかん」先生の口癖でした。
少女であった私達も「あなた、しばらく来ないから」とお稽古をしていただいた日々が、懐かしく思い出されます。




「滝の白糸」「浪花節だよ人生は」「旅がらす」お祭りマンボ「河内男節」「酒はぬみぬみ」
「河内男節」