異なったジャンルとの合同舞台

1984年異なったジャンルによる創作活動をめざし結成いたしました「遊子とむらさきの会」
1997年、「舞踊劇集団・遊輝座」に改名。

現在まで、多くの舞台作品を発表させていただいてまいりました。

これもひとえに皆々様の温かいお力添えによるものと、心より御礼申し上げます。
この後も御指導と御後援を、伏してお願い申し上げます。

直江兼続とその妻
花に背いて

2009年・6月・20日松竹座
邦楽による朗読舞踊
構成・上田浩寛
演出・田中林輔
音楽・堅田喜美代
振付・藤間遊子

直江兼続とその妻
花に背いて

朗読・高嶋政伸舞踊・藤間遊子演奏・綾色箱作品
大河ドラマで話題となった直江兼続
戦乱の世を生きぬいた夫婦の物語です
物語のテーマは花に背いて


舞踊五場の内、「若き日のお船」・「老いたお船」・「花の慶次郎」・の四場を私が、「農民の踊り」の一場を遊輝座座員がつとめました。学生時代「歌舞伎研究会」の仲間であった友人の佐藤さち子さんも農民の踊りに加わってくださいました。
高嶋政伸さんの朗読とは、舞台で御一緒する場のない演出でしたが、同じ空間にいるような、不思議な安らぎの中、踊らせていただきました。
高嶋さんの芸とお人柄によるものでしょう・・
綾色箱さんの演奏も素晴らしく、忘れえぬ舞台となりました。
藤間遊子




モダンダンス・京劇・俳優とのジョイント舞踊劇大阪国際交流大ホール
白蛇伝
日中友好五周年記念公演として創作
日本語・中国語のセリフでの台本


1場天界
畜生界の白蛇と如来の弟子・仁徳は、許されぬ恋仲・・如来の怒りにふれた仁徳は、人間世界におとされる。
2・3場人間世界
白蛇は、蓮の精の助けをかり人間界におり夫婦となる

悪者流星の子分である蛙は仁徳に毒薬を飲ませ殺す 流星現れる
4・5場戦い
白蛇は、流星と戦い、勝つ。
6場深き愛
如来は、白蛇の深い愛に、白蛇と仁徳を許し、人間界で夫婦にする。


ダンス・日舞・俳優によるジョイン
中座ラスト舞台
異次元恋垣間見


ダンス・日舞・演劇によるジョイント大阪厚生年金芸術ホール
紅花伝説

河内の里に花ひらいた、紅花にまつわる大ロマン舞踊劇
舞台の幕は、1800年前の中国・呉の国の王宮で開けられる
王は倭の国の女王・卑弥呼に、紅花の種をもたらさんと、倭の国の女を母にもつ王の娘「綾羽姫」をつかわす。
姫を守る為、呉の国一の武勇者「羽竜」と綾羽姫の乳母の娘「紅蘭」がともに倭に渡る事となった。
三人の行き先にまちかまえる、波瀾万丈の人生とは・・


ダンス・日舞・演劇によるジョイント国立文楽劇場
夜叉池

白雪うえのみさお
鯰女遊輝聖子
姥白鼠高松康雄
舞台は明治の世・越前国夜叉池近き村
夜叉池の主・白雪姫は六百年の昔、村の鐘つき娘であった。池の底で姫の乳母「白鼠」が語るものかたり
宅膳石黒丈喜
百合遊輝さち
遊輝淳