NPO「平成上方文化を創る会」 遊びまひょ
初夏の比良山系の西側に位置する歴史と民話で彩られた、美しい山峡の地 滋賀・葛川 遊びまひょ
                                                                                    
   日  5月31日(日)    
 
 JR大阪駅ー湖西線・堅田駅ー米プラザ道の駅ー葛川を坊村までドライブー明王院ー滝見物ー昼食1時半(比良山荘)ーバスにて堅田帰路
   駅の道・米プラザ                     明王院                 三の滝               比良山荘 
                                                                                  


 白洲正子の愛した滋賀の里

京都から八瀬・大原をすぎて行くと、途中越といって、若狭へぬける道がある。急坂を登った所を
「花折峠」というが、分水嶺になっており、高野川は南へ、安曇川は北へ流れる。
白洲正子著書「かくれ里」より

                

明王院は、いわば比叡山全体の奥の院なのだ。今その行者道は、坂本から琵琶湖の岸を堅田へ出、
そこから西へ入って、比良の山麓を、途中に出る。途中からは、花折峠の急坂を越え、安曇川ぞいに
葛川へ至るので、葛川は支流ではなく上流の渓谷を指すらしい。
                                                    白洲正子著書「かくれ里」葛川・明王院より


花折峠

             

花折峠

比叡山と比良山系の中間に位置する、標高にある峠。比叡山の回峰行者たちが、明王院に籠る際、
この峠で、仏に供える花を手折ったことからこの名がある。